櫻家・国産厚切りロースとんかつ定食に初挑戦

中学2年生の我が家の娘。ただでさえ忙しい美術部の活動だけでなく、部員数が少ない上に怪我人が出て中総体出場が危ぶまれた某部活の、助っ人選手まで務めるという稀なるがんばりを見せた平成26年度前半。あまりのがんばりっぷりにご褒美に好きなものを好きなだけ食べさせてやる、と言ったら「櫻家の特製ジャンボロースとんかつ定食にご飯大盛りでおかわり有り」を指定。早期(とんかつ)エリート教育が早くも開花しております。ともあれそんなこんなで家族で櫻家さんに出撃です。

特製ジャンボロースカツ定食について筆者がここであれこれ書くのは止めておきます。あらゆる意味で最強のロースカツ定食ですので、大食いに自信のある方はぜひチャレンジしてみていただきたいです。普段ひとりで極上ロースとんかつ定食を食している父こと筆者は、せっかくのイレギュラーな櫻家体験なので、今までに頼んだ事の無いメニューにチャレンジしてみました。

国産厚切りロースとんかつ定食1,430円

衣がやや浮き気味なれど、
厚切り肉のボリュームは特筆モノ

この厚切り具合は、向かいでむしゃむしゃ食べられていくジャンボロースとんかつに比べれば大人しいものですが、それでも普段のノーマルロースとんかつに比べれば一口頬張った時の口内占有容積は段違いです。サイボクゴールデンポークを使用している「極上」シリーズと比べると、確かにロース脂身の艶と言うか、甘味が足りませんが、この「うおー!オレ、今、肉喰ってるぜー!」感は半端なものではありません。いつもとは違う肉感に、口に運ぶご飯の割合が掴めないのはご愛嬌。もちろん満腹感もいつもの1.5倍(当社比)。これで料金的には極上ロースとんかつ定食とほぼ変わらないのですから、有益な選択肢がまた増えたと言う事で、櫻家、相変わらずのトンカツパラダイスでありました。

浮かれる娘の手を比べてみても、カツがでかい。
もしくは後方の筆者の皿のキャベツの山の高さと
比べてみていただきたい

余裕の完食

ちなみに娘はご飯のおかわりこそしませんでしたが、完食。それでも「まだ腹八分目」などと言っていたので、食べる量では完全に父を超えました。櫻家ご主人もあきれ顔。筆者としては、もう特製ジャンボロースカツ定食は食べられない身体になってしまったことに一抹の寂寥感。世代交代って、こういうことなんですね。

さようなら、キッチンあじやま

2014年6月のある日、夜に仙台市青葉区の定禅寺通りを歩いていたら、かつてキッチンあじやまが営業していたビルの正にその3階に内装工事が入っているのが見えました。


さようなら、キッチンあじやま。仙台で一番おいしかった串カツを忘れません。