もたれません。


このログに逐一書いているわけではありませんが、櫻屋さんには折りを見て行っております。今回は珍しく夜20時頃に伺ってみました。ついついレジ脇の柱にかかっているホワイトボードに書いてあるランチメニューを確認してしまいますが、夜ですから当然ありません。

少考の後「和風おろし極上ロースカツ定食 1,380円」を頼みます。夜ですからいつもの濃厚ソースで攻めるよりも、わずかでもあっさりしたものにしようというのは40代の知恵というもの。あまり待たずに出てきました。

大根おろしにポン酢ですから、いつものサイボクポークも心なしか舌触りが軽く、また肉が締まって感じます。酸味の効果とは面白いものですね。辛子があまり効力を発揮しないのも発見と言えば発見でした。

もうひとつの発見は、あっさりしたトンカツを食べているとスライサー調理のキャベツが変によそよそしく感じることです。妙にしゃきしゃきしすぎていると言い換えてもよいでしょう。いつものドレッシングではなく、トンカツ用のソースをあっさりかけて食べたのですが、最後まで「キャベツが多いなぁ」と思いながら食べました。

キャベツのことはともかくおろしの効果かヘンな胃もたれもせず、「堪能した思い出」を堪能。時間が経ってからしみじみ思い出せるトンカツは滅多にありません。さすが櫻屋。