ラベル 上の下 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 上の下 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

多賀城 とんかつ一代

■お店
とんかつ一代
〒985-0874 多賀城市八幡2-17-35
Tel : 022-367-9088
定休 木曜日

■前口上
多賀城市は本来守備範囲外ですが、以前仕事などで多賀城市内で昼食を摂ろうとして偶然入ったのがここ。実際R45沿いはラーメン屋やファストフード店ばかりで、いざ食事をしようとすると実は困ることが多いのです。多賀城圏内のとんかつ好きのオアシスとなれるお店かどうか推移を見守ってきたところに2011年3月11日の東日本大震災。とんかつ一代は1.3mの津波に店舗をやられたそうです。今は立派に復活。

■概要
対象メニュー:ロースかつ定食1,280円
盛りつけ:キャベツといっしょ盛り。
キャベツ:恐らく手作業による千切り
ソース類:特製トンカツソース(煎りゴマすり鉢は付いていません)。塩。メニューによっては醤油が供される模様。キャベツ用にフレンチとサウザンアイランド系ドレッシング
カラシ:別容器に練りカラシ。付け放題(←これ重要)
その他:ご飯、味噌汁、漬物。小鉢料理は付きません

■感想
衣はややザクザクしていますが、お肉の質感や厚みと調和しているので「ややヘビーな印象のとんかつ」として楽しめます。そして塩で食べても好印象。揚げる油にも気配りされている模様。キャベツの量がさほど多くなく、食べ始めは「?」となりますが、おそらく人間が手で調理しているが故にキャベツはザクザクとボリュームがあり、漬物と併せてトンカツそのものに質・量供とても調和しています。ご飯も普通盛りで何ら遜色なく食べきることができます(女性にはだから少し多めなのかもしれません)。このお店のロースかつ定食を食べると「バランス」という言葉に思い至ります。これはこのブログで食べて損無しと評価しているお店に共通する感想で、どこも突出していないが故に定食として破綻せず、最後まで楽しめるということなのです。おそらくとんかつという料理は、どこか粗野だったり未完成な部分がある方が良いのでしょう。洗練され過ぎたとんかつ定食なんて、魅力がありません。

■評価
上の下。衣とキャベツの組み合わせから、やや粗野な印象を感じるのも確か。価格の割に小鉢料理が付かないのも茶碗の底のキズのように気になるところです。とんかつそのものは上質ですしご飯や味噌汁も釣り合いが取れています。とは言えこのブログのランキングに照らし合わせれば本来は「中の上」。しかしなぜ「上の下」としたかと言うと、ご主人以下店員の態度がとても気持ち良いからです。奥の座敷席は厨房(実はオープンキッチン)の陰になりますが、その厨房の目の前のテーブル席の様子は、それとなくチェックされているのでしょう。入店時や退店時の店主の声がけも気持ち良い。津波で大きな被害を被ってからの華麗な復活に応援の意味も込めて上ランクとします。多賀城近辺で腹が減ってももう安心。


仙台 とんかつ叶(かのう)


■お店
とんかつ 叶(かのう)
〒980-0811 仙台市青葉区一番町3丁目10-3 川村ビル 1F
Tel : 022-225-1783
定休 水曜日
website http://www.vlandome.com/shop/kano/index.html

■前口上
その日は現場仕事でした。なんとかメシタイムをキープしたものの、さっさと食べて現場に戻らねばならなかったのに知った店もなく、仙台市内の商店街ぶらんどーむ一番町をきょろきょろと歩いていたのでした。そんな折にふと目に付いた少し煤けた黄色い看板。うむ、街の老舗のとんかつ屋ではあるまいか。空腹と時間に追われてあまり深く考えず入店したのでした。櫻屋やかつ勢のような突き抜けた味ではありませんし、とんかつ以外のメニューも充実していることからむしろ洋食屋として認識する向きもあろうかと思います。それでもこのブログでご紹介するにはわけがあります。

■概要
対象メニュー:ロースかつ定食880円
盛りつけ:キャベツといっしょ盛り。
キャベツ:若旦那が暇を見つけて一生懸命千切りにしてます
ソース類:特製トンカツソース(ゴマ入りのすり鉢が別に付きます) 
カラシ:トンカツと同じ皿にたっぷり(←ここ重要)
その他:漬物。別盛りのサラダが付いてきて予めドレッシングがかかっています

■感想
お肉も極上ではなく衣も食べ進めるうちに剥がれたりして、とんかつにだけ焦点を当てて評価すればそれほど上等ではありません。店内も広くないですし、喫煙を認めています。それなのになぜ筆者が何度も叶に通うかと言えば、お店の人々のさりげない気配りだったり、店に入った瞬間に目を合わせてニコッと笑っていらっしゃい!と声をかけてくれるご主人の人柄など、つまり「その店にいる時間」そのものがとても心地よいからです。それこそこのブログで紹介する理由です。またここのおばさんには重要なことを教わりました。すなわちゴマをすった後のすり鉢にソースを注ぎ、さらにカラシも混ぜてしまう方法。「こうするとカラシを万遍なく味わえるからね」と。以後ソース用すり鉢のあるお店では拳々服膺しております。非喫煙者の私の背後でタバコを吸うお客さんが後から座った時にはすぐにこのおばさんが「席、代わる?」と耳打ちしてくれました。もっとも入り口に近い席に移ったら丁度若旦那がキャベツを刻んでいました。常連さんらしいおじさんが昼からビールを呑みながらおばさんと世間話をしている姿もとても好ましいもの。味噌カツや串カツと言ったとんかつ変化球に加え煮豆腐などのサイドメニューも充実しており、晩酌への迎撃体制も万全です。

■評価
上の下。肉質よりも衣が評価の分かれ目。このジャキジャキした衣を苦手に感じる人もいるでしょう。油ギッシュでワイルドな味が好みな私としてはむしろプラス評価なのですが。繰り返しますがとんかつそのものだけではなく、お店の雰囲気も加点しての評価です。お店の人との会話を楽しめる人なら、ぜひ数回通ってみて欲しいです。どんどん評価が上がってくることでしょう。

仙台 とんかつまつを



■お店
とんかつ まつを
〒980-0021仙台市青葉区中央3丁目4-10ブルービル地下1階
Tel : 022-227-8539
定休 日曜日・祝日
(※定休日は変更ありませんが、ご主人の体調不良により昼間だけの営業となっています)
※2012.10.09. 追記
復活されたようです!!
食べログにあった復活に関するレビュー

機会を見つけて食べに行ってきます。改めてご報告します!!

※2012.07.04.追記
残念なことに、現在閉店中のようです。震災による建物の取り壊しなどがその原因だそうです。


上記リンク先に書かれていることが事実だとすれば、事情はどうあれ復活する模様です。ひたすら待ちましょう!まつを!Come Back!!
(以上追記)

■前口上
街中は意外ととんかつ難民になる確率が高いものです。腹が減っているのにうまいトンカツ屋を思い出せない恐怖は、今更ご説明するまでもありますまい。残念ながら仙台市街地のおいしいお店は実はまだまだ未開拓なのです。まつをを教えてくれたのは同僚の高橋君です。「あそこは、、、、うまいっすね(彼の口まねで読もう!)」と薦められて以来気になっていました。「あそこは、、、ロースカツ重っすね、、、、うまいっすね(彼の口まねで読もう!)」と言われていたのですっかりその気でしたが、いざカウンターに座ってみたら評価者としての思いが勝ってしまい、定番にして定点観察の基本、ロースカツ定食をオーダー。

■概要
対象メニュー:ロースカツ定食 1,250円
盛りつけ:キャベツといっしょ盛り。
キャベツ:手で調理?それくらいキレイな調理
ソース類:特製トンカツソース、塩。ドレッシング
カラシ:特製ソースの小鉢にいっしょに添えられてきます
その他:ごはん、トン汁、香の物


■感想
衣のキメの細かさ、揚げ具合、見ただけで「お!ここはイケる」と思ってしまいそうになります。逸る気持ちと極限にまで減ってしまったお腹を抑えつつ、まずはみそ汁を一口…。ん!これはトン汁じゃぁあ〜りませんか!味噌仕立ての濃いお味付け。ご飯を一口。う!これは・・・。これだけで一膳食べられそう!特製ソースは小鉢によそわれ、すでに辛子もその中に落としてあります(上記画像参照)。適当にかきまぜて(この手法は最近どこでも試してみますが、辛子が万遍なく味わえてお薦めです)カツを一切れちょちょっと付けて食べると…。うむ!大丈夫。美味しいです。衣が肉から若干浮いてしまう瞬間もありますが、あまり問題ではありません。肉もみっしり密度があって噛み応えも丁度良い感じ。あれよあれとと食べ進んでしまいます。

■評価
上の下。この金額でもう少し良い肉質だったらかなり極楽です。ちなみに高橋君イチ押しだったロースカツ重も後日食べてみましたが、どちらを本家に据えたら良いのか迷うほどのうまさ。特にロースカツ重はとんかつとまとの閉店以来難民化していたメニューでしたが、もう過去を振り返らずに済みます!南町通り付近で餓死しそうになってももう大丈夫。私たちにはとんかつまつをがあります!

仙台 キッチンあじやま

■お店
とんかつハンバーグあじやま
〒980-0803仙台市青葉区国分町3-2-5 3F
Tel : 022-265-1881
定休 火曜日(火曜日が祝日の場合、水曜日休)

平成26年2月28日を以て閉店しました。残念です。

■前口上
本当は同じビルの違うお店に行こうとエレベータに乗ったところ、その中の店舗案内看板に店名を見つけ、発作的に入店。

■概要
対象メニュー:とんかつセット 1,450円

盛りつけ:網無し。なんてことない平皿に無造作に置かれています
キャベツ:手調理の様子。それもとんかつ揚げながら千切りにしたのか?と言う感じ
ソース類:トンカツソース、塩。キャベツには初めから少量のマヨネーズがかかっています
カラシ:最初から皿に盛られています
その他:ごはん、みそ汁、香の物

■感想
ロースカツなのですが、脂身の味は特筆すべきものではありません。なので「あ、中の上くらいかな?」と思いつつ食べ進んだところ、身の中心に近づくにつれ肉の味は力強いものに。衣も粗過ぎず細か過ぎず丁度良い感じです。肉は部位によっては1cmを超える厚みがあり、やや油っぽい印象を与える瞬間もあります。しかしそれをネガティヴに評価するのは間違い。この一種粗野な、油ギッシュな味わいこそこのブログが求めるトンカツです。160gのロースカツが、食べながらどんどん印象が好転していくという、珍しい現象を体験しました。

■評価
上の下。感想欄に書いたとおり、基本的にはおいしくて食べ応えのあるトンカツなのですが、みそ汁がエビの頭がゴロッと入っているだけのものだったり、ご飯がお茶わんではなく洋食屋よろしく平皿に盛られているなど、筆者の基準で言えば少々チグハグな組み立ての定食だと思います。それをトンカツ専門店ではなく古株の洋食屋なのだ、というアイデンティティと見ることも可能です。難癖をつけているかのようなことを書いていますが、ひとつひとつはおいしいし、ヴォリュームも言うことありません。キャベツが手で調理されていること。またそれがフレッシュであったことは今どき高く評価されても良いと思います。

ちなみにお店は夜はお酒も供するので、飲み会の一団が大声で盛り上がっている脇でトンカツを頬張るという不思議な体験ではありました。今度は昼の店内も味わってみたいですね。

仙台とんかつ石亭

■お店
仙台とんかつ石亭
〒981-3203仙台市泉区高森6-8-10
Tel : 022-377-1701
定休 火曜日

■前口上
サイボクゴールデンポークを使用するトンカツ屋が泉区に存在。以前から看板の文字に惹かれていたところ、ふらりと入ったらそのクオリティに驚愕。櫻屋を脅かす存在になり得るか?

■概要
対象メニュー:ロースカツ定食 1,450円

盛りつけ:網無し。キャベツに直接寄りかかって登場
キャベツ:機械調理の様子
ソース類:特製トンカツソース、塩。ドレッシングは無し
カラシ:最初から皿に盛られています
その他:ごはん、みそ汁、香の物(恐らく自家製)。ご飯のお代わり有料

■感想
最初の一口で肉質の良さを痛感。ロースカツの脂身がうまいかどうかは肉質判断の重要なポイントですが、全く問題なし。衣はどちらかと言うと粗目で、個人的にはこちらの方が好み。ヒレカツを食べた友人の様子を見ていましたが、もしかしたら箸でさっくり切り分けられるのではないかと思えるほど。

店員の対応も良く、店内の造りも程よく上品(和室に飾り照明みたいなチグハグな点はありますが、味には関係ないです)。ランチタイムにはコーヒーがサービスされます。

■評価
上の下。油切れがやや悪いです。後半衣が剥がれてしまいそうになることもあります。ただしこれは同じ肉を使っている櫻屋にも言えるので、筆者はゴールデンポークという肉の問題ではないかと思っています。繊維が繊細で油が浸透しやすいのではないか…。揚った後にある程度油を切っても後から油が染み出してくるのではないかと思います。従って石亭のトンカツはさっぱりあっさりではなく、それなりに食べごたえのあるものになっています。これは高得点。幸い揚げている植物油は良質なので問題は無いのですが、反面備え付けのソースが若干甘めなのでロースカツの場合かなり重量級の食べごたえになります。せっかくの良い肉、良い衣具合、揚げ具合が、ソースのせいで若干スポイルされていると思えます。

ランチタイムのサービスのコーヒーは、コーヒーを嗜まない筆者には全く余計。むしろお茶のお代りをいただけたほうが100倍嬉しいです。

塩で食べればまた印象が変わるかもしれません。いずれにせよ良質のトンカツで、2010年2月現在、仙台の三大トンカツ屋は櫻屋、とんかつ加茂、石亭に決定です。

とんかつ和泉

■お店
とんかつ和泉
〒982-0011仙台市太白区長町7-18-33
Tel : 022-746-0753
定休 火曜日

■前口上
信頼できる食いしん坊にして頼りになる鍵盤奏者TかはしAつし君に案内されて同行。大河原産もち豚にこだわるお店。

■概要
対象メニュー:ロースカツ定食 1,450円

盛りつけ:トンカツとキャベツは一枚の皿に盛られます。トンカツは網の上
キャベツ:手調理の様子
ソース類:特製トンカツソース、ウスターソース、塩、フレンチドレッシング(赤)系ドレッシング
カラシ:最初から皿に盛られています
その他:ごはん。みそ汁、ミニすり鉢に白ゴマ、香の物(恐らく自家製。うまい)。ご飯・キャベツお代わり共に無料。

■感想
どちらかというときめの細かい衣にぎっちり身の詰まった感じの肉。過度に柔らかすぎず、ちょうどよい歯応え。机上には「おいしい召し上がり方」なる案内。最初の一口目は塩で、と書いてあり、実際にローズ系色の岩塩がソルトミルに入って置いてあります。この塩で食べるカツも美味。トンカツソースはごく普通のもの。カツそのものの油切れも良好。食事後半に衣が剥がれてくるなどということもありません。キャベツはよく見るとキャベツだけでなく水菜系の茎系グリーンも刻まれており、ことさらにシャキシャキした印象。またこれに赤系フレンチドレッシングが合います。香の物は白菜、大根、きゅうりの三種がついてきてどうやらこれらは自家製の様子。ごはんが進みます。そのご飯、一般的なお店の盛りよりも若干少なめ。お代わり自由ですからご心配なく。

店内はこざっぱりとした設えでテーブル席4にカウンター席。決して広くありませんが、店主の気配りが行き届いて清潔です。当然店員の対応も丁寧で気持ちよいもの。駐車場は2台。

■評価
上の下。取り立てて文句は無いのですが強いて言うなら上品過ぎ。カツ自体にもう少しエグさというか、自己主張がある方が筆者の好み。また130gの肉で1,450円という値付けにも疑問。漬物まで自家製ということを考えると無辺なるかなとも思いますが、ちゃんと自己主張してもう一品小鉢がついて1,350円という櫻屋と比較すると、同等には扱えないのでありました。しかし長町近辺にこんな小体で上品なトンカツ屋があるなんて…。仙台市の南エリアについてはまだまだ勉強不足です。

東京神田 とんかついもや二丁目店

■お店
とんかついもや 二丁目店
〒101-0051東京都千代田区神田神保町2-48
Tel : 03-3265-0922
定休 隔週水曜日

■前口上
私の師匠によると、東京には食べるべきトンカツ店が5軒あるのだそうです。そのうちのひとつが「丸五」で、もうひとつがこの「いもや」なのだそうです。いざ食さん!

■概要
対象メニュー:とんかつ定食 700円

盛りつけ:トンカツとキャベツは一枚の皿に盛られます
キャベツ:機械調理の様子
ソース類:トンカツソース
カラシ:卓上。自由
その他:お新香は別メニュー(100円)

■感想
トンカツそのものは非常に肉厚で衣もザクザク系。それが大きめの平皿一面にどかっと盛られたキャベツの上に横たわっています。というかトンカツを一切れ食べるために取ると、すぐ下はキャベツでびっくりしました。皿の上にはキャベツとトンカツだけです。ソースはごく普通のトロリ系のトンカツソースで、たくあんが大きな容器からそれぞれ欲しいだけ取ってくる様式(吉野家の紅しょうがをご想像いただきたい)で給仕されています。

改めて目の前に並んだとんかつ定食の全容を前に「これで700円!?」と驚きつつ一口カツを食べてみます。なるほど肉の質は極上というわけではありません。はっきり言えばこの厚みで食べるには少々堅い。ふ~む、と思いつつご飯を一口、キャベツを一口。もぐもぐもぐもぐ。口の中が落ち着いてきたところでおみおつけを一口すすります。お!なんかコクがある…。なんと具はシジミです。貝の出汁がある意味粗野なこのお店のトンカツにふくよかな余韻を付けてくれます。ボトムが太くなると言うか…。う~ん、なんか幸せになってきた!

カウンター席のみの店内を見渡すと男性客しかいません。ま、それも当然かもしれません。なにしろご飯の盛りがやたらいいのです。小ぶりのご飯茶碗にして三杯分はあるでしょう。さらにこの後大盛りを頼んだ人がいて盛り付けるのをみていたら、前記基準で優に五杯分はありました。どういう胃袋なのでしょうか。人事ながら心配になってしまいます。お客はみんな一生懸命もぐもぐやっていて誰一人として口をききません。何しろ複数人で行っても空いた順にバラバラに着席するので、もとより会話など存在しないのです。男達ばかりがカウンターで黙々ととんかつを食べる…。こう書くと異様に思われるかもしれませんが、虚飾を排した実直なお店の態度とそれを信頼するおなじみの客達、と考えるととても幸福な風景に見えてくるから妙です。

■評価
上の下。確かに品質のことだけを言えばもっとおいしいお店はあると思うのですが、ヴォリューム対値段のバランスを考えると「好きな人にはたまらない」お店であることは間違いありません。例えば仙台にもこのヴォリュームとクオリティで700円というお店は無いでしょう。店員の態度や品質からこのお店は認められない、という評価もあるでしょう(この店の店員さんは概して無愛想)。しかし東京の下町で700円でありつけるおいしい食事の希少性を加味し評価します。なんか、もう単に「ありがたい」(笑)。

仙台 とんかつ加茂

■お店
とんかつ加茂
〒981-3124仙台市泉区野村字前河原14-3
Tel : 022-375-0633
定休 火曜日

■前口上
その日は久しぶりに「櫻屋」に行くつもりで家を出たのですが、定休日であることに気が付きました。何たること!しかしすでに私の胃袋は「とんかつ腹」になっており、おいそれとメニューの変更を許す状態ではありませんでした。そんな時に思い出したのがこの「とんかつ加茂」。やはり看板が以前から気になっていたのでした。

■概要
対象メニュー:ロースカツ定食 1,150円

盛りつけ:トンカツとキャベツは一枚の皿に盛られます。網無し
キャベツ:機械調理の様子
ソース類:特製トンカツソース、サウザンアイランド、フレンチ
カラシ:卓上。自由
その他:昆布の佃煮。ごはん。みそ汁。キャベツ、ご飯のお代わり共に無料

■感想
2種類のロースカツ定食がラインナップされています。曰く「特製ロースカツ定食¥1,600」「ロースカツ定食¥1,150」です。残念ながらこの「特製」は全く見るべきところのない高いだけの「食べてはいけないメニュー」なのですが、普通の「ロースカツ定食」の方は内容と値段が素晴らしいバランスを保っています。

衣が若干揚がりすぎという印象もありますが、肉も充分柔らかく、脂身の味も決して粗野ではありません。ほほう、と嬉しくなりキャベツも加えつつ食べ進みます。個人的には昆布の佃煮があるのはとても嬉しいです。とんかつとごはんという最強タッグを自然な甘みで引き立てるナイス脇役と思うのですが、いかがでしょうか。

■評価
上の下。店員の対応は問題無いものの、常に大音量で垂れ流されるテレビ放送はいただけません。せめて有線放送の音楽程度にしていただきたい。評価とは関係ないけど長編ものの漫画単行本の巻数が全く揃っておらず、並べ方もバラバラでちょっとイライラします。衣も個人的に少々揚がり過ぎなのでは?という疑問がつきまといます。とは言え定食のパッケージとしては非常に好感度高し、です。